園舎もない、先生もいない、決まったカリキュラムもない、「外遊び」を基本とした、親たちの手作りようちえんです。親たちは当番に交代で入り、子どもたちの預け合いをしています。こういった形を、「自主保育」とも言います。

　当番は、子どもたちに決まったカリキュラムを与えるのではなく、自然のなかで心も体も解放してのびのびと遊べるよう、そっと見守ることにしています。そして子どもたちは、遊具などのない自然の中で、１日中好きなように遊んでいます。

「子どもたちの世界を、大切に見守っていきたい」

　ジャングルようちえんは、そんな思いで日々活動しています。

 

・通常活動は、長居公園での自由遊びです。朝集合してから、その日遊ぶ公園内の活動場所に移動します。寒い日も暑い日も外で遊びます。雨の日も、屋根がある長居植物園などで活動しています。

・月に１～２回、山登りや遠足に行きます。山は、二上山・葛城山などを登ります。年長児は、卒園の頃に六甲山～有馬温泉のルート歩きます。

・その他の活動として、土手すべり・アウトドアクッキング・畑作業季節のイベント（節分・七夕・ハロウィン）震災ウォーク・陶芸・絵の具あそび・宿泊キャンプなど。月１回、次月の予定を決めるための話し合いをして、その時々の子どもの様子や興味と、親の希望によって、予定が組まれています。

 

・大きな行事としては…

　バザー：運営費を得るためではなく、

　　　　　　本物の「お買い物ごっこ」をするために、毎年されている人気行事です。

　運動会：大泉緑地（堺市）にて。

　　　　　　子どもも大人も楽しむことをモットーに、基本的に練習はしません。

　　　　　　全員、全種目参加ＯＫ。同じ種目に何回でも参加できます。

　　　　　　人気競技は、朝いちにする「パン食い競争」と、

　　　　　　本人が納得するまでいつまでも走っていられる「エンドレスリレー」。

　クリスマス会：大泉緑地にて

　　　　　　野外炉を使って、おでん＆バーベキュー。プレゼント交換など。

　卒園式：長居公園の植物園にて。

　卒園旅行：葛城山に登って、頂上のロッジで１泊。

　などがあります。