こども芸術大学では自然と芸術を柱に「感じる力」「工夫する力」「伝える力」を育むための教育を行なっています。自然や芸術を通して様々なことに感動し、まず自分の気持ちを表現できるようになります。次に、様々な年齢・価値観の人々と生活する中で、自分の気持ちだけでなく相手の気持ちを理解する大切さを学びます。そうして育まれたしなやかな心と体を通して、柔軟に、創意工夫しながら人とつながっていけるようになります。
それらは「わの中に入って感じること」という活動目標につながっています。「我」を大切にし、「話」を通して、「和・輪・環」を感じることができる親子が育っていきます。
「ひとり」から「みんな」へつながっていくことを目指す根底には、京都造形芸術大学の「平和を希求する」理念があります。家族の「わ」から、友達の「わ」、地域の「わ」、世界の「わ」へと輪が広がっていくことで、人や自然を思いやり、私たちの心の中の「母なる大地」が回復することを願っています。
こども芸術大学は3歳から小学校入学前までの子どもとお母さんが一緒に入学する、幼稚園や保育園に並ぶ教育施設です。月曜日から金曜日まで通学します。
こども芸術大学では、たくさんの仲間とともに子育てをすることで、様々な子育て観に出会います。それは一人で子育てをすることでは得られない深い気づきに繋がります。また、わが子だけでなく、子どもたち一人ひとりの成長の喜びを分け合い、困ったときは助け合いながら子育てをする場です。
活動は、主に「遊びと学びの時間」「対話の時間」「創作の時間」から成り立っています。「遊びと学びの時間」は、各自の興味・関心があることに取り組む時間です。山で一緒に遊ぶ親子もいれば、友達同士で新しい遊びを生み出す子、手作りおやつや誕生会の準備をしているお母さんもいます。「対話の時間」は個々が日々の活動の中で得た発見や感動をみんなで共有することで、親子がお互いの成長に気づき、人や自然に対する思いやりを育む時間です。歳時や行事の体験も全員で深めていきます。「創作の時間」では、月に1回程度京都造形芸術大学の教員を迎えて、親子で一緒に創作活動をします。創作活動を通して親子がコミュニケーションをし、お互いの感性に気づく時間です。お母さんは子どもと一緒に様々な活動に参加する中で、家庭とは違う集団の中で子どもの成長に出会います。
学校名 | 京都造形芸術大学 こども芸術大学 |
住所 | 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116 |
形態(法人格等) | 学校法人 瓜生山学園 |
電話番号 / FAX | 075-791-9120 / 075-791-9504 |
メールアドレス | kodomo(アット)kuad.kyoto-art.ac.jp |
学費(会費)など | 活動費(年額)300000円 施設費(年額)30000円 |
資料請求&見学について |
■ 見学 入学希望者:活動見学会にて見学可能 教育関係者:要相談 ■ 資料請求 ホームページ、電話、FAXにて受付 |
WEBサイト | http://www.kodomo-art-ac.jp/index.html |