創立以来、〝一人一人を大切にする〟人権教育を基軸に学校作りを進めてきました。現在、学校教育全体を通して、①授業ではPISA型学力（国際的学力評価基準）を、②集団作りでは異質な他者との対話力を、③時間割作成では自律的な自己管理力を育成することを目標に、それぞれ取り組んでいます。

　２１世紀の成熟社会を生きていける力、かつ、社会を創造していける力の育成に努めています。

　総合学科。約200科目の中から、自らの興味・関心や個性・能力にあわせて、〝自分だけの時間割〟を作成します。そのシステムを活かすために必要な〝一人一人の違いを尊重する空気〟は、〝学校開き〟等の自己開示の取組によって生徒自身が作り上げています（明治図書「生徒の自己開示で始まる高校の学校開き」参照）。その空気の中で安心して自己を表現できるからこそ、生徒たちは自分の個性を素直に表現しそれを伸ばすことができています。

　また総合的な学習の時間では、外部企業との連携授業を行っています。昨年度は、（株）神戸屋、名鉄観光（株）、大阪市水道局