箕面こどもの森学園は、子ども一人ひとりの個性を尊重し、 知性・感情・創造性をのびやかに育てるオルタナティブ・スクールです。子どもの興味・関心を学習の中心に置き、子ども自身の生活から学習を組み立てるというフレネの教育の考えと方法を取り入れ、子どもの主体性・自律性を促進する教育を行っています。

　子どもたちには次のような力を身につけてほしいと思っています。「自分を表現する」、「自律して学習する」、「チャレンジする」、「協力して行動する」など。社会に出て本当に役立つのは自ら経験して得たこれらの力です。

　学習の形式には、自分のペースで学ぶ「ことば」と「かず」の基礎学習、５つのテーマ領域（いのち、くらし、社会、自然、科学）を共同で学ぶテーマ学習、自分で課題を考え実行するプロジェクト学習、やりたい科目を選んで学習する選択プログラムの４つがあります。教育の特徴としては、子ども自身が学習計画（時間割など）を立てる、学習のやり方には個別学習と共同学習がある、ハッピータイム・全校集会などで個人同士やグループでの対話を促進する、などが挙げられます。